やってみよう!応用編
毎日自宅で簡単に続けられるセルフマッサージ。
それが「シンアツシン・プログラム」です。
基本的な使い方(基本編)を習得された方は、応用編〜部位ごとの当て方をマスターしよう〜に進みましょう。
ここでは、体の部位ごとの効果的なあて方の一例をご紹介します。万遍なくできるだけ広い範囲にシンアツシンをあててみましょう。
痛みや症状によって、 step1 step2 step3というように3ステップ方式で各部位へにあて方を解説していきます。
step1 患部 痛いところ、こったところ、押して気持ちがいいところ
step2 全体 痛みやコリのある部位のまわりや関連するところ
step3 負担 患部をかばうことで負担がかかり、痛みやコリを発しているところ
ここでは、体のバランスを整えるために、できる限り左右両方の部位にシンアツシンをあてることをお勧めします。
例えば、右肩が痛い場合には左肩にもあてていきましょう。
肩・首
step1 患部
肩を押してみて、痛いところや気持ちがいいところにシンアツシンをあてましょう。
step2 全体
腕を伸ばして上下左右に動かしたとき、動かしづらかったり、痛みを感じる場合があります。それは、肩関節周辺の筋肉が緊張し、こっている場合に多くみられます。
step3 負担
肩のコリが慢性化すると、背中から首・腕にかけて症状が広がる場合があります。
腰
step1 患部
腰は、背筋と腹筋でおおわれており、身体全体を支えています。腰の痛みや違和感は、腰まわりの筋肉疲労が原因で起こる場合が多くみられます。
step2 全体
背筋や腹筋には常に負担がかかります。腰の側面を含めた腰まわり全体や腹筋をほぐしていきます。
step3 負担
腰をかばうことで脚にも負担がかかり、股関節や脚全体に痛みを感じる場合があります。
ヒザ
step1 患部
ヒザに痛みを発すると、脚全体に負担がかかります。また、片ヒザの痛みをかばうことで、反対側のヒザにも痛みを感じる場合があります。
step2 全体
脚全体をほぐしていきます。
step3 負担
脚全体をかばうことで、腰にも負担がかかります。